新商品【T.N-DESIGN:ジャック・プラグ】②
こんにちは。
-HATA-代表の中村です。
前回に続き、新商品のプラグについての情報を開示していきます。
説明を段階的にしていかなければ物凄い長文になってしまい、
情報量が多すぎて逆に何も伝わらなそうなので、記事ごとに分ける事を許して下さい。
それでは早速、販売時にはどんな品揃えに!?
という事で、販売種類についてお知らせします。
(現時点で仮決定している内容です)
■【端子+キャップ】プラグ単品販売 1個
■【端子+キャップ】プラグセット販売 2個1セット
■【端子+キャップ+ケーブル】シールドとして完成品の販売 完成品1本
このような種類を用意する予定です。
端子は基本的に固定の1種類ですが【カバー】は私が製作する数種類から選べるようにと考えています。
(発売開始直後は選べないかもしれません)
そして今回もT.N-DESIGN商品という事で、
同じく過去のT.N-DESIGN商品でもある【パールノブシリーズ】では、
『IKM Custom Knobs』さんに素晴らしいインレイ加工を行って頂き、妥協無きアルミ製ノブを製作しましたが、今回も私の思い描く最高のプラグ作りに強力な助っ人がいます。
早速御紹介しましょう・・・
■トープラ販売 株式会社(端子メーカー)
現在はミュージシャンやアーティストなど、
いわゆる楽器業界ではあまり知られていないメーカーさんかもしれませんが、
オーディオ業界やテレビ局など映像&音声通信機器の最重要現場での、
【最高の品質以外はダメ】といった厳しい基準をクリアし、
絶大な信頼を得ている国産一流メーカーさんです。
私の思い描く商品にトープラさんでしか出来ない技術とノウハウが必要だったため、
今回はどうしてもトープラさんに協力頂く必要がありました。
類似品の量産品であれば他にメーカーは多々ありますが、技術も実績も次元が違うのです。
大手メーカー品のOEMなどシェアも大きく、既に一般品は皆さんもトープラ製の品を使っていると思います。
今回の商品では、
私の求める基準と水準(ワガママ)に御対応頂き、端子部&絶縁樹脂部を製作協力頂いております。
【T.N-DESIGN×トープラ】コラボ商品ですね。
製品化された商品の【端子部分の品質はトープラさん品質(国内最高)】となります。
(商品は-HATA-の管理ですので、何かあった時のお問い合わせは弊社へお願いします)
そして先日に少しだけ端子材料について触れましたが、更に詳しく説明していきます。
(重要な部分ですからね!)
端子に使用される材料は他社では入手不可のオリジナル銅材
【CINQBES(サンクベス)材】
を削り出して製作しています。
トープラさんの気合と本気度が一番分かる分かりやすい部分でもあります。
一般的にオリジナル配合の材料を作るだけで仮に『安価な鉄』であっても、超高額費用が発生します。
それを鉄どころか『純銅』で製作している事が凄まじいです。
金属の中で金>銀>銅と言われるほど高額な(3強)材の一つです。
その銅をオリジナル材料製造という時点で『軽く億単位の費用が発生している』という事が何よりシャレや遊びではない事が分かります。
それほどのコストを投資しても良いほど、
いや、投資しなければ生み出せなかったコダワリの最高材料です。
(材料生成、そして加工する技術があってこそですが)
そして今回はなんと!!
トープラさんからオリジナル銅材の誕生秘話など貴重な詳しい説明や資料を頂いておりますので、
合わせてコチラを読んで頂きたいです。
いかがでしょうか?
世界初のどこにも真似が出来ない品には、どうしても長文の説明が必要なのです。
今後、説明が不要なほど流通する事を願っています!
更にもう少しだけ書かせて下さい。
■T.N-DESIGN製プラグ専用キャップ
こちらも現在試作の段階ですが・・・
【A5056アルミ製】
【C3604カドミレス真鍮】
材種に関してはこちら2種類で製作を行っています。
(この時点で特性が違うため変化があります)
カドミレス材は環境規格クリア品の真鍮ですので、海外への輸出も対応出来る安心材料です。
更にこの2種類の材質に加えて表面仕上げも・・・
【無垢(素材のまま)】A5056アルミ
【無垢(素材のまま)】C3604真鍮
【アルマイト処理(絶縁処理)】A5056アルミ
【クロメート】C3604真鍮
【黒クロメート】C3604
といった5種類に仕上げています。
(表面処理でも特性が変化します)
販売確定後には、
キャップ外形部分に企業&メーカーさんなどの要望があれば「オリジナルロゴ入れ」など対応致します。
プラグのキャップ部分を隠した品&販売品をよく見かけますが、弊社商品ではそれを行う必要もありません。
(御社のオリジナルパーツとしてぜひご検討下さい)
またキャップ種類による違いも楽しめますので、今まで以上にプラグによる音質変化の幅が広がると思います。
最後に・・・
何よりも重要な事を言わせて下さい。
プラグというパーツは半製品(中間パーツ)としての立ち位置です。
手に取って頂けた方自身がクリエイターであり、
御自身でアレンジメント頂く事で初めて完成品となるパーツです。
弊社としてはプラグ接続部品としてのポテンショナルを最大限発揮させ、
お客さんに更なる相乗効果を導き出せるものを御提供できればと常に考え開発に取り込んでいます。
キャップの形状違いも今後ラインナップが増えていく予定です。
アンプ側用や楽器側用に特化した形状など、もちろん全てオリジナル形状です。
最後、私らしくない真面目な文章でしたが、
どうか楽しみにお待ち頂ければと思っています。
実は初回販売時の完成品シールドは
(こまほさんとのコラボ商品だったりね!)
それでは次回更新もお楽しみに!
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