スキルアップ?
こんにちは!
まずは先日の記事、Kemper用カスタムノブの御購入希望者が決定し、
私もありがたい感謝の気持ちでいっぱいです。
さてまずは中村流というかHATA流というか、
いや一般的かな?(笑)
そんな一場面を御紹介。
弊社の従業員が機械の上に無造作においてあるこちらを見て一言。
まずは先日の記事、Kemper用カスタムノブの御購入希望者が決定し、
私もありがたい感謝の気持ちでいっぱいです。
さてまずは中村流というかHATA流というか、
いや一般的かな?(笑)
そんな一場面を御紹介。
弊社の従業員が機械の上に無造作においてあるこちらを見て一言。
従業員
「あれ!?これって社長が頑張って作ってた品ですよね!?こんな所に無造作に置いて大丈夫なんですか!?」
中村
「うん、それNG不良品だからね、廃棄する品だよ」
従業員一同
「え!?これのどこがNGなんですか!?」
というやり取り。
次の一言がゲームの始まり・・・
「どこがNGだと判断したか、探してみなさいよ(笑)」
その時部屋にいた従業員全員でNG箇所探しスタート!!
みんな真剣な顔で「どこだ!?」と言いながら探している。
それこそが私の教育方法の1つ。
仕上げ屋として、仕上げ作業に関わっている人間として、
「プロとしての見る目を鍛える(育てる)」
実は重要な事なのです。
・これがNG?
・これでNG?
・こっちかな?
探している時はきっと本人達も気づいていない事があります。
正にその時にこそ、
「自分の中のNG・OKの基準」が脳内で最大限考えられているのです。
仕上げ屋にとって一番大事であり、難しい事は
「作る物に対する(綺麗さ)の価値観統一」
誰かに合わせる形が基本となりますが、この企業では当然、
全責任者の私(中村)に合わせます。
結果として「これがNGの部分だよ」と教える事によって、
私の基準が従業員に覚えられていきます。
実はこういう場面は弊社では度々あり、
それは大事な教育であり1つの仕事だと思っています。
4工程ある1つの品物を作っている最中に、
途中でNG部分が出てしまっても気づかないまま作業を続けると・・・
それは当然買ってくれる御客様の価格へ響いてしまいます。
早く気付いて、その分を他の作業にあてる事。
それも技術の1つ。
(ここからは実際に経験のある金属加工業としてのお話)
「低コストにするのも技術だよ」
という言葉を、少なくとも金属加工業の営業さんや見積り担当さんは耳にタコが出来る程言われるのですが。
そういう事です。
時間を欠けてお金をかけて良い物を作るなんて事は、
金属加工業でプロとして作業する人間なら「誰にでも出来ること」なのです。
どこで力を発揮するのか?
それはやはりノウハウや技術によって、
他では行っている工程をスキップ(2工程分を1工程で行ってしまう)する技術が1つ挙げられます。
弊社でいうアルミ加工がそれです。
弊社では「バリ処理」という工程が存在しません。
削ればバリが発生する?それはまだその金属の特性を知らないだけです。
「バリが発生しないように削れば良い」だけ。
それ以上は言えません(笑)
さて、次のお話に行きます!!
今日はある製品の製作にチャレンジする為、色々と考えておりました。
それはコチラ!!
こちらはある御客様の所有物で、
超高級ギターの1つとしてしられるゼマティスの白蝶貝ギター、
Aerosmithのジョー・ペリー、HOTEIといった有名アーティストの方が使う品と全く同じレア物です。
現在は入手不可能なレベルとの事です。
そしてこのギター、素晴らしい見た目なので気付きにくいのですが・・・
「ノブだけなんか・・・アレなんですよ・・・」
という御客様の言葉も納得。
今回、特に注文内容は頂いておりません。
このギターに似合う、そんなノブを作って下さい!!
というプレッシャーは頂きました(笑)
いやぁこれをどうしようかな・・・ハハハ
多分渾身の一作になるのは間違いないです。
後で・・・
「あの時の物と同じ物作って下さい!」
これは無しで考えています(苦笑)
頑張るぞー!!
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