T.N-Guitar 最高の仕上がり
こんにちは!
まずは菊川ハンドメイドギターショーにて沢山の御来場ありがとうございます!
二年に一度のイベントという事で、各社気合の入った品々を御用意していましたね!
初めてお会いさせて頂いたメーカーさんも仲良くして頂き本当にありがとうございます。
やっぱり勉強になる事だらけです。
険悪な同業社の関係ではなく「心も情報も通わせられる同業社」は、
どの業界でも本当に素晴らしいなと思います。
私にしか出来ない事や、他社にお願いするしか無いこと、
助け合いや協力って苦しい事も楽しい事も共有出来て良い経験になります。
さて、弊社も今回は目玉商品を御用意しておりました。
別ページでVol1~4まで御紹介させて頂いたNEWブランド「T.N-Guitar」から、
「品名:First」のプロトタイプです。
コチラから別ページも御覧頂けると嬉しいです。
↓
恥ずかしながら私(中村)は別件用事の為にショーには行けず、
ギターも本日やっと手にして細かい部分まで確認する事が出来ました。
まずは写真を見てください。
まずは第一印象が大事ですよね。
うん、最高!!
こちらのギターに使った、
木材、金属材、加工技術、塗装技術、組み込み技術、
全てがトップレベルです。
特に今までの実績や研究データを元に確実な音質特性を付与する材料、
SUS304ステンレスという難削材加工を行なって削り出した1&2弦用のストリングガイド、
こちらはテンション感も違和感なく、摩耗が極端に少ないためチューニングの不安定には影響させず、更に高硬度であるため減りもなくツルツル滑ります。
サスティーンの伸びが明らかに向上します。
またネックとボディをつなぐジョイントプレートもSUS304からの削り出し品です。
こちらは市販もされていますが、御使用頂く全ての方から「明らかな変化が分かる品」として有名ですね。
音が少しタイトになりますが、音詰まりはなくヌケの良い音やサスティーンの伸びに影響します。
ちなみにこちら、同種材のSUS303でも試作を行なった事がありますが効果はあまり感じずSUS304は別次元です。
そして極めつけのピックガード、
こちらにはA1050純アルミを使い、ノイズなどへのシールド特性を最大限生かし、
本体の軽量化と音ヌケの良さを実現しています。
カーリー柄のサーモウッドにジェスカー製のステンレスフレット、
こちらは予想以上に触り心地も良く、ステンレスフレットにありがちな音に対するマイナスイメージは全く無く仕上がっております。
パーツにはゴールドパーツを採用し、
アルテロカスタムギター安田さんによる中村が愛する最強のブラック塗装、
倉田さんによる最強の組み込み作業や調整を得て仕上がっております。
「音抜け」「サスティーン」「タイト」といった言葉が多く出ていますが、
中途半端な質ではなく、最上級のそれらが合わさるとこんな出音になるのか!とあまりの音の良さに驚きました。
過去の記事でもそうですが、自社製品でも私はダメなところはダメとお知らせする人間です。
ですが、今回の品は衝撃と感動を与えてくれた最高の品で間違いありません。
試奏頂いた多くの方が言ってくださった感想、
「初めて価格相応のギターを弾いたかもしれない」
この感覚がきっと感じられるはずです。
テレビで聴く音じゃん!!
CDで聴く音じゃん!!
といった既に完成された音を奏でる脅威の一本、長々と説明しておきながらすいませんが、やはり信じるのは皆さん自身の耳と弾き心地、感触です。
こちらのプロト、試奏用として様々な場所に出向くと思いますので是非機会がありましたらお試しください。
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