磨き作業とタルボ君
こんにちは!
今日は私の33歳の誕生日という事もあって、沢山の方からお祝いの言葉を頂きました。
本当にありがたいです。
御客様からもお祝いの言葉頂いて本当に感動しました。
ありがとうございます。
これからも色々な事をやって色々な物を生み出していきますね!
さて、本日もセッセと磨き作業しておりました。
ジョイントプレートについては先日少し説明したのですが、
試作の使用試験はもちろん「試す」事の一つです。
でも、製作の段階でも様々な事を試して検証しています。
加工の仕方や処理には弊社独自の「工程順」があり、その方法による
「上手くいくかどうか」や・・・
「こうやったらどうなるか?」など・・・
色々と試しております。
その一つを例にあげると、みなさんが見たことのある写真
今日は私の33歳の誕生日という事もあって、沢山の方からお祝いの言葉を頂きました。
本当にありがたいです。
御客様からもお祝いの言葉頂いて本当に感動しました。
ありがとうございます。
これからも色々な事をやって色々な物を生み出していきますね!
さて、本日もセッセと磨き作業しておりました。
ジョイントプレートについては先日少し説明したのですが、
試作の使用試験はもちろん「試す」事の一つです。
でも、製作の段階でも様々な事を試して検証しています。
加工の仕方や処理には弊社独自の「工程順」があり、その方法による
「上手くいくかどうか」や・・・
「こうやったらどうなるか?」など・・・
色々と試しております。
その一つを例にあげると、みなさんが見たことのある写真
この外観になっている品の工程は下の写真の通り2工程です。
手前の品が削り出し直後品です。
大きなエンドミル(ドリルのように回転する先端が平な刃物)の後が線となって残っているのが分かりますか?
奥の品がデザイン研磨後の品ですが、
先ほどのエンドミル跡が残った状態から行った品です。
よく見るとまだ跡が残っているのです。
これはこれで完成品として十分なのですが、
私の中でどうしても試したかった事がありました。
それがコチラ・・・
先ほどの工程の間に研磨処理を施して
「鏡面近くまで磨いた下地を作る」
という事です。
メッキでもアルマイトでも難にでもそうですが、
「仕上げ処理」
という工程を行う時点での
「素材肌をどう整えるか」
という事は後の完成外観(見た目)に非常に影響します。
何が良いのか悪いのかではなく
「影響」します。
やってみないと分からないという事も確かですし、
これこそが醍醐味というか楽しみの一つですよね!!
ちなみに、このエンドミルの跡がある部分も凸凹の高低差は約0.01mm程度。
ただ材質がSUS304という超絶硬い材料なのでこの0.01を無くすのが非常に大変なのです。
使った事があるかもしれませんが、このSUS304という材料は
最近普及している「ステンレスフレット」と呼ばれる品の約2.5倍硬いです。
工房さんなどではまず打ち込みやエッジカットなどしたくはない材料だと思います(笑)
FCGRさんのステンレスフレットはニッケルが含まれたオリジナル材料なのでまだ加工しやすく、
ステンレスの良い部分とニッケルの良い部分を取り入れられているので加工と性能の両面で素晴らしいですね。
さて、話を戻しますが・・・
このステンレスジョイントプレートの研磨処理は勿論・・・
「手でひたすら磨く」
という作業です。
機械を使えば機械費用が、
協力企業に頼めばまた費用が、
だったら私が時間を作ってやるだけだ!!
(これが広報隊長にいつも怒られる悪いクセ)
上で費用が費用が~と言っていますが、具体的にいうと、
機械や加工業者を使うとそれだけで商品価格に+500~1000円の影響が出てきます。
私の品はほぼ全てですが、
・在庫がなくなったらごめんなさい
・量産は視野に無し
・間違いなく最高の加工技術と仕上がりを
・とにかく他社では真似出来ない・したくない商品価格に
がモットーなので「自分で」出来る事は行います。
だからですかね?
同業社の金属加工屋さんが私の商品の真似すらしたくないのは(笑)
本当に価格破壊してます。
一見は高い金額の弊社商品も、言葉は悪いですが
他社からは「やめてくれないか?」「バカだろ!」と怒られる程に安いんです。
ジョイントプレートもそう。
「金属にメッキ」程度の超低コスト品や、
「削り出しっぱなし」などの超低コスト品と比べ、
凄く手間のかかる仕上がりを行いながら、同価格かそれ以下にしています。
こうする事で、
他社(同業社)から嫌われます(苦笑)
「本業はコチラではない」と一言でいうと誤解や語弊がありそうですが、
だからこそ強気で色々作れますし、商品を気に入っていただけた方にしか売らない。
気に入らないなら相手から声もかけてこないだろうし、気に入らなくなったら途中でやめてしまう。
こんなワガママな人間です。
もちろん常識の範囲内でですよ!?
常識外の事をされると「作るのを、取引自体を」やめてしまうのは、
モノ作りの業界(あくまで私の周辺全部)では常識です。
だからこそ下請けさんではなく「協力企業」として接して、
関係する協力企業さんには可能な限り企業秘密を共有しますし、
勝手な設計変更も行われません。
新製品を作る場合にも細かい事まで、
「こうなった・あーなった」と伝えるのが常識。
基本的に協力者に隠し事は禁止です。
(私のやり方です)
隠して欲しいならば、その商品毎に取引相談時に決めるべきです。
後になって
「~だと思わなかった」や、
「それ秘密だったんだけど~」などと言う企業も凄く沢山いますが、
あなたじゃないんだから「思ってた事」など分かりませんよ。
の一言で終わりですね。
ビジネス上、何をするにしても契約やお金が必要です。
無料(ただ)ほど怖いもの(事)はない。
いつ契約書を書いたのか?
契約料をもらったのか?
その打ち合わせはしたのか?
私は新規の契約などする時には、常に目を光らせております。
逆に私自身に誤りはなかったのか?
間違いないか?
なども常に注意しております。
ビジネスというのは本当に難しいですね、
さて話は戻り、、、
本日最大の難関だったのはこちらの品。
こちらは詳しくは言えませんが現在弊社で検討中の品物です。
御客様からお願いと相談を受け、現物を頂いてから考えたいと申し出た所、
ありがたい事に許可してくれました。
物凄く大きい!!
MC(マシニング)としては500×500くらいの中型機でないと加工不可能な内容でした。
まだ数量や詳しい加工部分がわかりいませんが今週はこの御見積をせねば。
アルミDC(ダイキャスト)なので重量はそこそこありますが、
細かい部分まで綺麗に作られていますね。
これをどう料理しようか・・・うーむ
以上です!!
いつも見て下さっている方、ありがとうございます。
m(__)m
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